長崎県北の平戸市で小さな古本屋を営んでおります「こはく堂」です
こはく堂は、出張または宅配で古本/CD/DVD/Blu-layの高価買取を行っています
今年4月に平戸に移住し、こはく堂のホームページを作成し、ここで日々の日記を投稿しだして、
友人からちらほら「仕事ちゃんとしてるの?」と聞かれます
何をおっしゃられますか
仕事しかしていませんよ笑
『仕事』ってなんでしょうか?
僕にとって仕事とは「いきること」そのものです(のつもりです)
いつからか自分の中で、仕事に対する意識(捉え方)が、
「WORKはたらくこと」→→→「LIFEいきること」へシフトしてきました
だんだんと、僕は「今をいきよう(いきたい)」と思うようになりました
今をいきるためには、人生のほとんどを過ごす『仕事』について向き合う必要がありました
僕の場合は、今をいきるためには、ある程度自分で予定をコントロールできるものがいいと思いました
つまりそれは、自分で仕事を起こすことでした
でも、仕事を起こすといっても、「これだ!」というものもありませんでしたし、
自分自身、何をしたいかもわかりませんでした
でも「いつか自分で仕事を起こすんだ」という思いは、無意識の中にずっとあったように思います
そしてそうやって進んでいく中で、偶然出会った、天からの授かりもの「古本屋」という職業に就かさせて頂き、
いま、僕は「今をいきる」ことが出来いてます
本当に感謝しかありません
でも、僕の「仕事」に対する考え方や捉え方が、他の人にとってこれが正解であるとは思っていません
人それぞれ価値観や興味、そしていきかたが違います
僕自身も、今はこう考えていますが、また考え方が変わっていくかもしれません
というか、いろいろ変わったから平戸に移住してきたわけですが、、、^_^;
一人一人その人の今いる場所が、正解であると思っています
すみません最初からカッコつけたこと書いちゃいました^_^;
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そして、平戸でまた一つ、自ら仕事を起こそうとしている仲間がいます
青木夫妻(奥さんが不在だった為、写真は旦那さんのみ)
その名も、『たねのわ搾油所』
国産の原料ナタネ、ツバキ、ゴマなどから搾った良質な油を作る搾油所です
写真は、工場に届いたばかりの釜(搾油する原料を炒る大きな釜)に自然と笑顔がこぼれる青木くん
先日、その原料となる「菜種」の収穫のお手伝いをしてきました
場所は、平戸の根獅子(ねしこ)というところにある、瀧山農園の畑です
畑一面に広がる菜種、ナタネ、なたね~
瀧山農園は、父と娘の二人だけで、お米や野菜といろんな作物を作っています
この日も、近くの違う畑では、ジャガイモの収穫が最盛期を迎えていました
菜種と菜種の隙間に、ベビーリーフやパセリが自生してました
収穫収穫~♪
そして、菜種の収穫は、草刈り機でぶい~んと刈って
菜種が生い茂っていたのが、こんなにスッキリ!気持ちい~♪
刈り取った菜種をひたすら一か所に集めます
菜種を担ぐ姿が様になる、農家では全くない友人
そして、刈った菜種を、昔懐かし脱穀機にかけて、枝から、身の部分をとりはずします
脱穀を行う青木くん
現在は、コンバインという農業用の機器で刈取り、脱穀をあわせ行う機械がありますが、
こちらも「最新型」と負けてはいません
そして、ひたすらみんなで脱穀
わたくし
脱穀
おくさん
脱穀
脱穀介助をする青木くんと、平戸の根獅子で『山彦舎』というゲストハウスをされている吉田さん
山彦舎からの眺めは、最高
足踏みしながら、脱穀機を回し、手で菜種の脱穀をする作業は、
最初は難しかったですが、徐々に慣れ、実がボロボロ枝から落ちていく様子がやりがいがあり、
夢中で脱穀作業をしていました
脱穀、くせになりそうです
そして脱穀した菜種
それを袋詰め
10数袋になりました
今回の収穫で採れる油は7・8Lくらいかなぁと言ってました
あの畑の広さの分で、そんなに?これだけ?
あなたはどう思いましたか?
僕は、これだけか~と思いました^_^;
菜種の実
実最終的には、さらに脱穀作業をし、黒い小さな粒々の実だけにします
後日、持ち帰った菜種を、瀧山さんのおばあちゃんが脱穀作業をしてくれました
とても元気なおばあちゃん
おばあちゃんは、当日、地元の新鮮な魚介、野菜を使って僕たちのお昼御飯も創ってくれました
とってもとっても美味しいお昼御飯でした~
(夢中で食べすぎて写真なし、、、(T_T)orz)
おばあちゃんご馳走様でした!
そして、作業の合間に瀧山さんが買ってきてくれたアイス
「ブラックモンブラン」、「トラキチ君」、「ミルクック」、そして知る人ぞ知るレアキャラの「チロル高原」
大阪や関東では売っていないので、知らない人も多いかと思いますが、
僕から見ると、アイスのオールスターです
この日、これら全てが佐賀県にある「竹下製菓」という会社が作っている商品ということを知りました
竹下製菓、ヒットメイカーやなぁ
そんなわけで、菜種収穫、脱穀体験が無事に終了しました
作業をしながら、次は収穫した油を炒って、油を絞り、
作った油で、天ぷらパーティーしたいね~といって盛り上がりました
青木夫妻が造る搾油所と彼らの今後の活動から目が離せません!
皆さんお疲れ様でした~
写真一番左が、瀧山農園のふみかちゃん
平戸どんどん面白くなるなぁ~
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