長崎県北の平戸市で小さな古本屋を営んでおります「こはく堂」です

先日、4/29に平戸オランダ商館で開催された「KING’S DAY」にこはく堂も出店参加してきました

この日は、晴天となり絶好のイベント日和となりました♪

 

この日は、オランダ王の日「KING’S DAY」ということで、みんなこんな感じでした

というのは嘘<(_ _)>
上の写真は、本物のオランダキングスデイの様子でした (トリップアドバイザーさん提供)

 

キングスデイは、オランダで最大の国民的なお祭りだそうで、
この日は、町中がオランダカラー「オレンジ色」でオランダ中が染まるそうです

 

それにならって、平戸のキングスデイも出店者は、

オレンジ♪

 

飾りも、

オレンジ♪

 

オランダ人も、

オレンジ!

 

 

オランダ人!?

そうなんです、平戸には現在もオランダ人が住んでいるのです
彼は、平戸に長年住んでおり、この日は彼の両親がオランダから来ていて、
家族でオランダのお酒と料理をふるまってくれました
美味しかった~♪

数百年前、世界との貿易港として賑わった平戸
異国情緒に溢れ、現在も多くの外国人観光客が訪れ、外国の方とも触れ合う機会が多くある町です

 

イベントは、ゆったりと流れ

ぽかぽか陽気を浴びながら絵本を見る

 


快晴にはオレンジがよく似合う

 


心地よい時間が過ぎていきました

 

 

【2011年に復元された平戸オランダ商館】
平戸港の一画にあったオランダ商館は、大航海時代を象徴する日本最初の洋風建築だった。
石造り三階建ての堅牢な建物は、完成後、わずか二年で幕府によって完全に破壊されてしまう______。

それから四世紀。いまふたたび壮麗な姿を現した。
復元の為の緻密な発掘調査、国内外資料の猟渉と研究を重ね、その全容がほぼ明らかになった。
(以下、書籍序文より引用)

平戸オランダ商館―復元された日本最古の洋風建築 (長崎新聞新書)ー萩原 博文 (著)

1600年代に平戸に建っていたという、オランダ商館
江戸幕府が鎖国令を敷き、平戸に住んでいた外国人はほとんど退去させられ、当時のオランダ商館は破壊されました

その後400年の時を超え、地元の人々の地道で熱心な活動により、2011年に平戸オランダ商館は復元し、
そこでオランダのイベントが行われ、オランダ人や諸外国の人々と日本人がこうして交流できています

当時の、激動の時代を生きた平戸の人々、平戸で生活していた、オランダや他の国の人々に想いをはせながら
今こうして生きれることを先人に感謝します

 

乾杯!

 

その他日記一覧はコチラ